私の彼氏はイケメンボイスで身長180㎝!





秀勝はこの「魔法の言葉」を教えてくれた時の鷹弥を思い出す。



....................



「秀勝、玲唯先輩と仕事すること結構多いの?」



鷹弥に急に聞かれた。



「まあ、そうかもね。


わりと多いかも。」



秀勝が仕事のことを話すとと、鷹弥は楽しそうに笑った。



「じゃあ、お前にいいこと教えてやるよ。


先輩ね、やることのない時間があるとすぐ寝んの。


で、しかも起こしたときは全然起きない。」



―――わりと性質がわるい。



「そこで、俺たち部員は考えた。


先輩はどうしたら起きるかなって。


それで考え出したのが『合奏』。



なんで『合奏』か分かる?」



そこまで言うと鷹弥は一度言葉を切った。



秀勝は首を振る。




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