私の彼氏はイケメンボイスで身長180㎝!





「どのくらいの頻度でやるんですか?


玲唯先輩の部活に支障のない程度ですか?」



「うーん。そうだねー。」



少し悩んだような素振りを見せた玲唯だったが、

いい案が浮かんだのかぱっと目に光が宿った。



「毎週、月曜日の昼にここでやろう。


ここにいたらどっちにしろ楽器は弾けないし、ここなら仕事も兼ねられる。」



「まあ、そのくらいなら。」



秀勝は玲唯の提案を飲み込んだ。



「じゃあ、飯山さん、そういうことで。」



玲唯がそう言うと帆乃夏は笑顔になった。



「泉地さんと椎名くん、来週からお願いします。」



そう言って、保健室を後にした。





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