私の彼氏はイケメンボイスで身長180㎝!
「先輩1人なんですか?」
鷹弥のその声に振り替える玲唯。
「あ、たかやんと椎名だ。
あ、じゃなくて、私に友達いないみたいな言い方しないでよ、たかやん。
今さとみんが試合に出てるから。」
玲唯はそう言ってコートを指差す。
「あ、そうでしたか。すみません。」
「今のは確信犯だね。」
鷹弥に対して秀勝が言った。
「やっぱり椎名もそう思うよね?
たかやんね、たまにこういう意地悪してくるんだよ。
いつも一緒にいるんだから、椎名なんとかしてよー!」
「いやー、俺も手をやいてるところです。」
そう言って秀勝はおどけたように肩を竦めてみせた。
「そうやって2人だけで盛り上がらないでくださいっ!」
鷹弥がそう言ったところで秀勝と玲唯は珍しく爆笑した。