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秀勝と鷹弥だけになった帰り道。
突然鷹弥が口を開いた。
「秀勝が誰かに告白されて動揺してるのって珍しいなー。」
帆乃夏のことは言っていないのにと思った秀勝に気が付いたように鷹弥は続ける。
「飯山先輩が秀勝のこと好きなんて初めて会った俺でも一目瞭然だ。
秀勝って、賢いし勘もいいのに、こういうの本当に気が付かないよね。」
そう言って、鷹弥は意地悪な笑みを浮かべる。
一向に返事をしない秀勝に向けて鷹弥はもう一度質問を投げかける。
「で、なんでそんなに動揺してるの?
なんか言われたんでしょ?」
そう言われ秀勝は帆乃夏との会話を鷹弥に話した。