私の彼氏はイケメンボイスで身長180㎝!
日が微かに傾きかけた図書室。
秀勝は目が覚めた。
ぼんやりした頭で体を起こす。
―――あー窓際いいわー。
ぼんやり視線を正面に戻すと、そこには長いポニーテールが見えた。
「えっ?」
秀勝は一瞬で目が覚醒した。
まあこの学校でこの長い髪と言ったら玲唯くらいしかいない。
―――先輩何でこの時間に此処に?
気にしてもしょうがないと思った秀勝はまた勉強を再開した。