闇の中にいる私と太陽な彼
あ、そうだ、冬真達に挨拶。

美「あ、冬真達こんにちは。」

冬「こんにちはっ」

来「こんにちは~」

七「こんにちは」

尚「‥‥‥‥‥ちは」

うん、皆あたたかい。

美「ふふふ、あー、でもね、まだ

思い出せないの。」

来「そんなのゆっくりでいいよ?」

うるっ ポタポタポタ

涙腺が緩んだかとおもえば、

次は涙があふれでてきた。

きっと来斗の優しさが嬉しかったから

だと思う。

皆は一瞬驚いた顔をしていたけど、

背中をさすってくれる来斗。

励ましてくれる冬真。

水を渡してくれる七人。

あたたかい目で見守ってくれる尚。

頭を撫でてくれる誠騎。

星海の皆はあたたかい。

本当は私は少し強がってただけだと

思う。

本当は記憶喪失がこわい。

初めの方はあんまりだった。

でもね、星海の皆と関わっていく

うちに、"記憶喪失"という存在が

凄くこわくなった。

でも、皆はこんな私でも受け入れて

くれた。
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