闇の中にいる私と太陽な彼
─────映画を見終わった。

「誠騎のバカっ。

滅茶苦茶怖かったじゃん。」

「ははは、当たり前。

美梨怖いの無理?」

「無理。」

私が拗ねたように言うと誠騎は

頭を撫でてくれた。

誠騎に頭撫でられると安心するん

だよね。

「ねぇ、次どこいく?」

「今、12時だし、昼飯いくか?」

「うん、オムライス食べたい。」

「わかった。」

私達はオムライス屋さんにいくこと

にした。

さっきから女子の視線が

誠騎に向けられていて凄い。

私、睨まれてるし。

でも、誠騎イケメンだもんね。

少し、寂しくなった。
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