彼と私を繋ぐもの
「それでも大変だよね。
家事なんて全部1人でやらなきゃだし…」
「家族と暮らしてた時から基本的に家事は私がやってたからそうでもないかなぁ」
「え、そうなの?」
「両親共働きで、よくお婆ちゃんの手伝いしてて、お婆ちゃんがいなくなってからは主に私がやってたんです。
妹はどうも不器用で何もお願いできなかったので」
あの子、食器を洗うと必ず割って
料理をするとダークマターが出来上がってたんだよね…
でもあの子は
私にないものをもってる。
「花ちゃん妹さんいるのかあ
今何年生?」
「えっと、中2です」
「そっかあ」
くるみちゃんは相槌をうちながらお茶を口に運ぶ。
家事なんて全部1人でやらなきゃだし…」
「家族と暮らしてた時から基本的に家事は私がやってたからそうでもないかなぁ」
「え、そうなの?」
「両親共働きで、よくお婆ちゃんの手伝いしてて、お婆ちゃんがいなくなってからは主に私がやってたんです。
妹はどうも不器用で何もお願いできなかったので」
あの子、食器を洗うと必ず割って
料理をするとダークマターが出来上がってたんだよね…
でもあの子は
私にないものをもってる。
「花ちゃん妹さんいるのかあ
今何年生?」
「えっと、中2です」
「そっかあ」
くるみちゃんは相槌をうちながらお茶を口に運ぶ。