彼と私を繋ぐもの
「ところで子猫って?」



「昨日の朝、道端で段ボールに入った白い猫を見つけたの」



「へえ!ぜひ会ってみたいな!

ねえ花ちゃん、いい?」



「全然いいよ!」



私達はトレーを返却口に返すとりりあんのいるところへ向かった。



その途中



「そういえば、あいつ馬鹿みたいなことしてなかった?」



「馬鹿みたいなこと?」



「そう。動物と話そうとしてたり。
ほんと馬鹿よね~純粋すぎるわ」



三谷くん、信じてもらえなかったんだね、、、


隣で私は反応に困りながらもとりあえず笑った。



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