彼と私を繋ぐもの
ドンッ



誰かとぶつかった。



「ご、ごめんなさい!!!」



「こっちこそごめん!」



ぶつかったのは男子のようだった。

顔も見ずに鞄を拾い上げ走り出す。



「それでは」



「あ、待って!」



呼び止められたことには気が付かなかった。
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