SWEET PAIN ~ 死んじゃった人には絶対に敵わない ~
◇ 6
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あれから3日、お休みをいただいた。
どうやら、気持ちが高ぶっていたらしい。
痛みなんて、我慢できると思ったのに。
大哉に送ってもらえるならば、仕事にも行けるわけだし。
電話番でも何でも、出来ることはしようと思っていたのに。
病院に行って安心したのか。
大哉がずっとそばにいてくれるとなって、気が緩んだのか。
その日の夜になると、身体中を痛みが襲い、起き上がることも出来なくなった。
「…っ、―――。」
痛み止めを飲んでも、薬が効くまでの時間がきつい。
「全身が痛い…。」
つい、情けない声を出してしまう。