一番星
20分くらいバイクに乗っているとようやく遊園地に着いた。トモヤがあたしの分まで入場料を払ってくれて、さっそく中に入っていった。

「希空♪何乗りたい?」

「んじゃあ、まずはジェットコースター…?」

「…あ、え、うん。」

トモヤの微妙な反応なんてよそにあたしは手を引っ張ってジェットコースターに乗った。

「き゛も゛ち゛わ゛り゛〜(泣)」

「もー…乗れないならちゃんと言ってよね…!?そこ座ってて!あたし何か飲み物買って来るから!!」

「…さんきゅー」
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