おててがくりーむぱん2
光恵の顔から不安の影が消えて行く。
「ね」
「うん、よかった……」
光恵が再び泣きそうな声になったので、孝志はぎゅうっと光恵を抱きしめる。
「幸せになろ」
光恵が孝志の身体に腕を回して、ぎゅーっと抱きしめ返してくる。
幸せだ。
俺、今、最高に幸せ。
「今夜、俺のマンションにおいで。これからの話もあるし」
ミツのプチおっぱいも、久しぶりに見られるかも。
いひひ。
孝志はそのときを想像して、顔が緩みだす。
さらば、俺の禁欲生活。
すると腕の中の光恵が「ああああっ!」と叫び声をあげた。
「な、今度はなに?」
光恵は口に手を当てて、目を見開いてる。