私のパートナー


結局…
一哉さんにアイスカフェオレを奢ってもらって
飲みながら次の会社へと向かう。


一哉さんの手当てのおかげか靴づれはほとんど痛くない。


横を歩いてる一哉さんの横顔…
ホントカッコいい。

顔を見てたらさっきの手当てのことを思い出して思わず赤くなってくる。

私の足に…
あの亀沢一哉の指が…


うわぁぁぁあ!!

なんかよく分からない感情に押しつぶされそう…。



「…足痛いのか?」

「へっ??」

「さっきから変な行動とってるから。」

変な行動…??


あ゛……。
それは…急に恥ずかしかっただけで…。


「い、痛くないっ!大丈夫…。」

「そうか…もう少しだから。」

「はい…。」





最後の会社に着いて
一哉さんと一緒に挨拶をする。



こーゆーときは王子様モード。

一人称が僕に変わってるし…。

この人は一体いくつ人格があるのよ…。





一哉さんが相手社長のご機嫌どりのかいあって、話は順調に進み…
あっという間に帰れることになった。


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