私のパートナー
あれから2日たった日。
大量のマカロンが届く。
「おっ。来たか。今回も良さそうだな。」
一哉さんはごそごそとマカロンを手にして微笑んでいる。
が…
その顔が一変して曇る。
「なぁ…。」
「はい?」
「お前…いくつで注文した?」
「えっ?1,500個ですよ?」
「……なのに…届いてるのが1,000個っでどーゆーことだ?」
えっ???
私は同封の注文伝票を確認する。
季節のフルーツのマカロン
1,000セット…。
うそ?!
私…間違えた…??
「どーゆーことだよ。」
明らかに怒った声。
「ご、ごめんなさいっ…」
「あ?ごめんで済むと思ってんのか?!500個も足りねぇだろ。」
「い、いまから注文します!」
「間に合うかっつーの!!はぁ……やっぱお前はアホだった…」
「業者さんに頼んで…」
「いらねーよ!お前なぁ、この手土産がどれほど重要か分かってないだろ。500人の人に配れないんだぞ?!」
「はい…。」
「…お前に頼んだ俺がバカだった。」
ズキッ…。
一哉さんの言葉が突き刺さる。