私のパートナー
「恋だと分かったならいっぱい食えっ!美味いもの食えばさらに美人だぞ!」
「ふふっ、宏さんの料理はなんでも美味しいからねー、つい食べすぎちゃうよ」
「嬉しいこと言ってくれるねぇ、作りがいがあるよ。」
目の前にどんどん出される料理たち。
「それで?その人とはどこで知り合ったの??」
桃香さんが隣の席に座って興味津々に聞いてくる。
「会社で知り合ったの…」
「会社?そーいえば菜央は亀沢製薬に就職したんだっけ?」
「そー!」
「亀沢製薬って…エリート会社じゃん!エリートに恋したのかぁ…。」
エリートってゆーか…
社長とゆーか…。
「同期??」
「いや…上司…。」
「上司??歳は??」
「私の1つ上かな。」
「1つ上で上司って…出世コースな男なのねぇ…。」
…まぁ、そーゆーことでいいか…。
「頑張りなよ?応援してるから!」
昔からなんでも相談してきて
いつも私を応援してくれている2人。
久しぶりに2人の顔を見たら元気が湧いてきた。
「いつも、ありがとうございます!」
帰るときにはお礼を言って
ウキウキしながら家に帰った。