私のパートナー
「なんだ、今日はおとなしいな。」
「…もぅ、反論するのも疲れたのっ!」
キッと睨みつけると
苦笑いして私の視線から逃げる。
「じゃあ、水族館な。」
そう言って歩き出す一哉さん。
なんだかんだ言って行きたいって言ったら連れてってくれるのね…。
こんなに優しくされると勘違いしそうになる。
水族館までは有名な水族館なだけあって、直行バスがでている。
それに乗って水族館までついた。、
観光シーズンだからか、人がごった返している。
「…やっぱ混んでたか…。」
嫌そうに顔をしかめる。
悪かったかな…人混み嫌いそうだし…。
「…仕方ねぇな。行くぞ。」
そー言って胸にかかっていたサングラスをかける彼。
「…サングラス??」
「こんな人混みだとな…。」
人混みでサングラスする理由なんてある??
芸能人でもあるまいし…。
「行くぞ。」
そう言われて中に入ると目の前に巨大な水槽が待ち構えている。