私のパートナー
私の体温は上がったまま
車に乗せられる。
「今からいくラーメン屋はかなりお勧めだから。」
「へ?」
「へ?じゃねーよ、美味いって意味。」
「あっ、あぁ…楽しみです!」
車を10分ほど走らせて
少し脇道に入ったところに
こじんまりとしたラーメン屋さんがある。
「ここ。降りて。」
「は、はい。」
ドキドキしながら一哉さんの後ろをついて行く。
「いらっしゃいませー!2名様ですね!どうぞー!」
威勢の良い声で奥の席に案内される。
「か、一哉さんのオススメは?」
「ここは豚骨だな。」
「じゃあ、それにします。」
「大盛りじゃなくていいのか?笑」
「!!やめてください!」
わざとからかって
私の反応を見て楽しんでる…。
ドSだ…。