スノードロップ
「あざにはならないから
大丈夫ですよ。
はいはい。寝ます。」

そこまで思いっきり
蹴ってないと思う。
…多分。

軽く返事をしたら、
海澤がおやすみと言って
洗面所に入って行った。



なんかここにいるのが
普通になってない!?
それに普通に話してるし!

私なんか変な物食べた!?
それか海澤の料理に入ってた!?

自然でいる自分に
驚きを隠せなくなって、
私はソファにうもった。

今日は色々とありすぎて疲れた。

ウトウトしてるうちに、
私の意識は途切れた。


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