彼はアイドル
ありがとっ!」
そう言って上着を貰ったあと、結局少し話をして別れた。
「結局、あんまり話せなかったなあ・・・。」
と思いつつも、少し話せてニヤニヤする私。
嬉しい。だけど、悲しい。雅から貰った上着はあったかくて、安心できた。
誰にも気付かれないように、そーっと家に入って、部屋に隠れた。
いつでも、私の心の中は雅。
でも、雅はどうかな?私でいっぱいいっぱいかな?私色にちゃんと、染まってるかなあ――・・・
嬉しい反面、やっぱり悲しい。会えるのもこれくらいしかない。不安。
心の中でいろんな事が渦まく。
「寝よ・・・」
考えすぎて、頭がパンクしそうだったから、睡眠で心を落ち着かせようと目を瞑った。
< 11 >
そう言って上着を貰ったあと、結局少し話をして別れた。
「結局、あんまり話せなかったなあ・・・。」
と思いつつも、少し話せてニヤニヤする私。
嬉しい。だけど、悲しい。雅から貰った上着はあったかくて、安心できた。
誰にも気付かれないように、そーっと家に入って、部屋に隠れた。
いつでも、私の心の中は雅。
でも、雅はどうかな?私でいっぱいいっぱいかな?私色にちゃんと、染まってるかなあ――・・・
嬉しい反面、やっぱり悲しい。会えるのもこれくらいしかない。不安。
心の中でいろんな事が渦まく。
「寝よ・・・」
考えすぎて、頭がパンクしそうだったから、睡眠で心を落ち着かせようと目を瞑った。
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