モヒカンエイリアン
気色の悪い、紫芋の化け物に乗るモヒリアン&アフロリアン&誰かわかんない女。
「先に未来に戻って頂けると…」
「ややこしい話やな。STAP細胞があるんかないんかくらい、複雑な話になってくんで」
「すみません…あなたに頼まれたんだけど」
「ま、ええわ。ほな行こか」
「あいたたたー‼急にお腹がbrakeだよ。冷たいMILK飲んだからかな。ちょっとtime」
アフロリアンが走っていく。
私を手招きして。
「なんですか?」
「ちょっとTOILETに‼」
「私、トイレの場所はわかりませんが」
「でも一緒に‼」
「いや、そんな卑猥めいたこと言われても私…」
「you‼それでも人間⁉なんかこう、言わなくても通じるものとかあるでしょ‼」
半ば無理矢理、連れていかれた。
あ、そういうことか。
どっちも素直じゃないというか。
なぜか、まさるクンは参考書開いてるし、もっひーは半蔵と遊んでいるし。
お互いが背を向けあっている。
もう。
お別れだというのに。