流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「ブスにブスって言われても、どうも思わないわよ。」
「醜い上辺だけの関係のやつ等が、寄って、たかっていると
醜いはずのモノが余計に歪んで見えるわよ!!」
誰もいないので心の中に溜め込んだ不満が、次ぐつぎと出ていく。
余計に人を信用できなくなる。
あの時から、少しづつ時は流れていっている。
けれど、やっぱりこの世界は見るに耐えない汚れで溢れている。
あの時からどのくらい時間が経っても、汚れは変わらない。
むしろ、暗さを増していくだけ。