流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
star10.5, 気になるコト 陽菜side・・・
私はショッピングモールの入口で、紗綾ちゃんを待っていた。
数分経つと、車がやってきた。
その中から、紗綾ちゃんが降りてきて中の人に何かを言っていた。
私は、紗綾ちゃんのもとに急いで向かった。
車の中の人の顔がチラッと見えた。
その人は、男の人で見覚えのある顔だった。
一体、誰だろう・・・まぁ、気にすることなんてないよね。
「紗綾ちゃ・・・。」
私は、驚きのあまり最後まで言うのをやめた。
車の中の人と瞳があった。
今さっきは、あんまり顔が見えなくて分からなかったけど・・・なんで、コイツがここにいるの。