流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
star12, 危険なコト
「はい、お嬢ちゃん
いちごのかき氷だよ、美味しそうだろ?」
コクンコクン
私は、勢いよく首を縦に降る。
かき氷売りのおじさんは、嬉しそうに笑った。
・・・・こんなにも、美味しそうなかき氷を美味しくなさそうといえば、きっとそれは嘘になる。
ふわふわの雪のような氷。
イチゴシロップがかけられていて、その上にはまんべんなくミルクがかけられている。
横には苺が二個並べられていている。
「これ、お代。」
当麻がおじさんにお金を払った。
あっ、お金払わせちゃった・・・普通の300円のかき氷よりこれ高いのに。