流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
一体、私は何を意識してるんだろう。
ドキドキ
なんで、こんなに心臓が高鳴るのか分かんない。
最近、ずっと当麻のせいで心が乱れている。
意味が、わかんないよ。
「私、かき氷全部食べるの
早くても五時間かかる。」
「ん?」
「だから、その間海行ってきていいよ。」
早く、当麻と離れたい・・・じゃなきゃこの火照りはきっと治らない。
それに、私まで海に入ったら泳げないのがバレてしまう。
当麻は、私の言葉を聞くとニヤっと笑った。
「もしかして、紗綾・・・。」
っつ、離れたい理由がわかったとかじゃないわよね。