流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「何でですか?」
「ん~、えっとですね~・・・
黒龍を潰すために、あなたを利用するんです。」
・・・・利用?
「だから、大人しく協力してください。」
私はベットから立ち上がって、窓に向かった。
窓から、下を覗き込んでみた。
高さからして、多分ここって二階かな?
「どうしました?
飛んでも、痛いだけですよ。」
私は、もう一度あたりを見渡した。
「ここってどこ?
廃ビルとかですか?」
「ここ?廃ビルで元塾だったところですよ。
理科とか教える塾だったらしいです。」