流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
理科の塾・・・じゃぁ、あの棚にたくさんの瓶があるのは科学薬品?
そんなことも最大限に利用しないと。
私は携帯をポケットから取り出して、窓から外に投げた。
「っは!?」
白石樹以外のメンバーも驚いた顔をして私を見てきた。
利用・・・そんなものされないわよ。
皆に迷惑なんてかけたら、黒龍に居れなくなる・・・・。
「黒龍に手を出さないで
私なら、焼くなり煮るなりすればいい。」
「けど、そんな事させないけどね。」
私は、棚に近づいて中の物をあさりだした。
皆、これから私がすることが分からないので私を止めたりはしない。