流星×零姫―黒龍の寵愛姫―





理科の塾・・・じゃぁ、あの棚にたくさんの瓶があるのは科学薬品?



そんなことも最大限に利用しないと。



私は携帯をポケットから取り出して、窓から外に投げた。




「っは!?」




白石樹以外のメンバーも驚いた顔をして私を見てきた。


利用・・・そんなものされないわよ。


皆に迷惑なんてかけたら、黒龍に居れなくなる・・・・。




「黒龍に手を出さないで

私なら、焼くなり煮るなりすればいい。」




「けど、そんな事させないけどね。」




私は、棚に近づいて中の物をあさりだした。


皆、これから私がすることが分からないので私を止めたりはしない。





< 164 / 298 >

この作品をシェア

pagetop