流星×零姫―黒龍の寵愛姫―





「みんな、ありがとう。」



私は、皆に頭を下げた。


涙が変わらず溢れた、迷惑をかけたけどみんなのそばにいたい。




「いいよ、紗綾ちゃんは

俺ら黒龍の仲間でしょ?」



日向が笑顔でそう言ってくれる。



「普通だろ」



翔がそう言って、私の頭をあげる。



「気にすんな。」



仁も佑も栄もそう言ってくる。


考喜はただ私の方を見て、笑っているだけだった。



「じゃぁ、帰るぞ。」



当麻がそう言うと、みんながバイクに乗り始める。


当麻は私の手を引いて、車に乗った。





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