流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
黒龍のみんなと出会う前に、陽也さんと出かけた時に聞いたんだった。
偶然、陽也さんの知り合いと出会って、2人の話している内容を聞いたからなんとなく知っている。
・・・・そういえば、陽也さんも暴走族に入ってたんだ。
その時は、関係ないと思って興味がなかったけど・・・炎王は確か、陽也さんの通り名だった。
「知らないよ。」
私は、陽菜ちゃんにそう言った。
陽也さんとの関係がバレたら、きっと黒龍に居れなくなる。
だから、隠し通さなくちゃ。
「そうなんだ、だよね。」
もしかして、陽菜ちゃん私と陽也さんが一緒にいるところを見たとか?
だから、聞いてくるのかな?
・・・・・やっぱり、もうここにはあと少ししか入れないの?