流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「私は、
皆に言ってないことがあるの。」
私がそういうと、陽菜ちゃんはコクンと頷いた。
多分、それは皆が知っていることだと思う。
「私、黒龍のためなら
傷つくことも覚悟しているから。」
黒龍から、離れることになっても、私は黒龍を絶対守るから。
そのせいで皆に嫌われても、私は皆を守るためなら何だってするよ。
「陽菜ちゃん、
まだ皆には言わないでね。」
私は、炎王と知り合いだよ。と言った。
初めての女の子の友達だから、嘘はいいたくないから言うよ。
全部は、言えないけどね。