流星×零姫―黒龍の寵愛姫―





「私は、

皆に言ってないことがあるの。」



私がそういうと、陽菜ちゃんはコクンと頷いた。



多分、それは皆が知っていることだと思う。




「私、黒龍のためなら

傷つくことも覚悟しているから。」




黒龍から、離れることになっても、私は黒龍を絶対守るから。




そのせいで皆に嫌われても、私は皆を守るためなら何だってするよ。




「陽菜ちゃん、

まだ皆には言わないでね。」




私は、炎王と知り合いだよ。と言った。



初めての女の子の友達だから、嘘はいいたくないから言うよ。



全部は、言えないけどね。






< 207 / 298 >

この作品をシェア

pagetop