流星×零姫―黒龍の寵愛姫―




「っうー・・・ふっ。」



甘い吐息が、漏れる。


酸素不足になりそう。



頭がクラクラして、倒れそう。




「お前の不満の顔

すげー、そそられる。」




息ができなくて、頭に酸素がいかなかったら、顔が熱を持っている。


何度しても、キスは慣れない。




「お前は我が儘言えねぇよ。

一生な。」




静かに頷く、そうだ私は我が儘言えない立場だったんだわ。




《私は罪深き女だから》




< 21 / 298 >

この作品をシェア

pagetop