流星×零姫―黒龍の寵愛姫―





「あっ、よろしくね。」




私は一瞬、フリーズしたけれど、すぐ現実に戻り返事をした。



考喜は、クスッと笑って、外に向かった。



私も、その後を着いて行った。




「何で、送るって言ってくれたの?」




倉庫の外に着くと、聞いて見た。




考喜は、バイクに乗ろうとするのをやめて、私の元に来た。




「うーん、忠告のために

姫とは話したかったんだよね。」




考喜は、私が姫って言われることを嫌っているのを知りながら、言った。



忠告って?何のことって、聞かなくても分かっちゃうわ。






< 211 / 298 >

この作品をシェア

pagetop