流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
―――私は、光をつかもうとした。
ギュッ
私が掴んだのは、生暖かい人の手だった。
「大丈夫か、紗綾?」
「あっ・・・・。」
私が掴んだ手は、陽也さんのものだった。
あれから、私・・・意識なくして倒れちゃったんだ。
そういえば、ここって・・・・。
周りを見ると広い空間が広がっていた、モノもあんまり置いてないシンプルの部屋だった。
私は、そのベットの上で寝かされていた。
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