流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
star19, アイツとワタシ
「もう、お父さんのこと気にしないでね。」
「・・・・はい。」
私は、そう言って、母のいる部屋から出た。
そこには、陽也さんが待っていた。
「ちゃんと話したか?」
私は頷いた。
やっぱり、わかんない・・・なんで陽也さん、嘘なんか付いたの?
今まで、陽也さんに縛られてきた・・・・。
本当は、陽也さんに縛られず・・・生きてこれたの?
私、たくさん悩んできた。
陽也さんに逆らっちゃいえけないって、思ってた。