流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「なっ、んで、嘘を・・・?」
私は、恐る恐る陽也さんに聞いてみた。
陽也さんは、その言葉を聞くとふんわりと笑った。
「おまえの家を守るため。」
「えっ?」
「お前の父親が死んで、
破産の危機だったから。」
もしかして父が死んで、父と母の会社がが潰れそうになったてこと?
今は、叔父が代わりに社長してるって聞いたけど・・・。
「婚約を結ぶことで、一千万を融資した。」
「で、でも、母はそんなこと・・・。」
私たちの婚約で、一千万の融資?意味がわからない・・・。