流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「黒龍の寵愛姫を探しに。」
「あぁ、確かにアイツは美人だな。
うちの王様もベタ惚れだよ。」
「あ”?」
なんで、瑠雨が紗綾のこと知ってんだよ。
それに、うちの王様もベタ惚れって・・・意味わからねぇ。
「紗綾はここに居るのか?」
「あぁ、うちの王の横にいる。」
自分でもわかる。
みるみる眉間にしわが寄っていく、どういう事なんだよ。
「そんなに、睨むなって。」
瑠雨の胸ぐらを掴む、すると瑠雨も負けじと胸ぐらを掴んだ。