流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「なんで、俺を庇ったんだよ。」
そう言って、パイプが当たった部分を撫でる。
すると、その腕を掴まれた。
腕を掴んだやつを見ると、そこには鳳凰総長 炎王がいた。
「こいつに触んな。」
そう言って、炎王が俺の腕を払った。
「おい、こいつをパイプで殴ったやつ。」
「あっ、はい!スミマセン!!」
炎王が紗綾にパイプを当てたやつの胸ぐらを掴んで、持ち上げる。
「殺すぞ?」
そう言って、男に拳をふり下げた瞬間、後ろから紗綾がそれを止める。