流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「アイツ、黒龍の方にも手を出したんだわ。」
「一回、ほんとに調子乗らないようにしよう。」
「うん、マジで賛成。」
なんか、メンドくさい雰囲気になってきた。
この場所から移動しようかな。
自分の椅子に座ろうとしたけれど、やっぱり座らず教室に出ようとした。
「ちょっと、待ちなさいよ。」
やっぱり、悪い予感が当たった。
女子の妬みはメンドくさいから、あんまり関わりたくなかったのに。
同じ女子として、集まって一人の女子に意地悪する女子を本当に軽蔑するわ。
本当に嫌になる。