流星×零姫―黒龍の寵愛姫―








「なんで、私を気に入ったの?」




「どうでもいいだろ、そんなこと。」



適当ね。

私的にはどうでも良くはないのに。



・・・でも、この人も本当に不思議だわ・・・なんで、私なんかを気に入るのかしら。




『死ねばいいのに。』


『あんたさえ、いなければ・・・』



散々、そう言われてきたわね。


死ねばいい私を、なんで気に入るなんていうのかしら。


本当に不思議な人。



でも、そんなこと言われるのが少し嬉しいなんて思ってる私がいるなんて・・・。



今まで、周りには敵ばかりだったからそんな事行ってくれる人なんて、いなかったもの。





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