流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
star7, 危険なアイツ
「翔、そこの飲みもの取ってくれるかしら?」
「はい。」
「ありがとう。」
私は、翔から飲み物を受け取った。
周りのみんなは、驚いているようすだった。
一体、みんなは何に驚いているのかしら?
「二人、仲良くなったね?」
「それで、驚いているのね。」
確かに、昨日見たときは仲が悪かったのに、用事が終わって帰ってくると仲が良くなっているから驚いているのね。
「なんで?」
「内緒。」
私は意味深のような笑を浮かべた。
翔も、私に釣られて小さく笑った。