流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「考喜、今日ここに泊まんの?」
翔が俺にそう聞いてきた。
そういえば、今日の泊まる場所かんがえていなかった。
「あ~、どうしようかな。」
あっ、そういえば今日約束があったんだ。
「女の子と、夜の遊びがあった。」
「またかよ。」
翔は呆れたように言う。
「一人の女子に本気になってみろよ。」
一人の女子に本気になる?
そんなことできるわけねぇだろ。
メンドくせぇ、楽しくねぇ、苦痛だらけじゃねぇか。
どうせ、女子は裏切るに決まってんだろ。