流星×零姫―黒龍の寵愛姫―







「俺と、ソイツ、

どっちの方が好き?」




俺と翔が話していたら、横からそんな言葉が聞こえてきた。


当麻、なんてこと聞いてんだよ。


もし、当麻じゃない方選んだら嫌がるくせに聞くなよ。




「当麻・・・かな。」




っほ・・・・。


俺は、安心のあまりため息がこぼれた。



「ならいい。」



当麻は今さっきと違って、えらく機嫌が良さそうになっている。


随分な気分屋だな。


というより、単純?ていうのか。


でも、当麻は一番怒らせたら危険なやつだからな。





< 84 / 298 >

この作品をシェア

pagetop