流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「どうしたの?」
日向がうつむく私をしたから覗き込む。
心配そうに私を見ているから、余計胸が締め付けられるように痛くなる。
でも、心配してくれる人がいることに嬉しくなる。
「当麻が行くって言うなら、行こうかな。」
私はそう言って、笑ってみる。
当麻は人が大勢いそうなところ、好きそうにないから断るわよね。
「当麻、海行きたい~。」
「ん?別にいいぞ。
幹部のメンバーで行くか。」
えっ、別にいいの?
どうしよう、予想していたのは全く違う回答が来るなんて・・・。