流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「女子とか一人連れて行こうぜ。」
「確かに、
流石に女ひとりじゃ嫌だろ?」
翔の提案に、当麻が同意する。
えっ、ますます私が行かなくちゃいけない展開になってきたじゃないの。
「あっ、私は別にいいわよ。
行かなくて。」
「じゃぁ、俺行かない。」
当麻がそう言う、日向がシュンと落ち込みながらチラリと私の方を見てくる。
っう―――、私には行かない。っていう選択しがないじゃないの。
・・・・でも、泳がなければ別にいいのよね。
「なら行くわ。」
陽也さんに聞かないと、ダメかしら。
中々、許してくれなさそうで不安だけれども聞いてみましょう。