ちっぽけな距離
「さっさ帰れよー、今日はお疲れ」

俺達三人は体育館を後にした。

「うわ、もう6時すぎてんじゃん…」
「マジかよ」

俺と春樹が言う。

「王子、これからなにかあんの⁇」

陽は俺に言う。

「あー…いや…あずのとこに行かねーと」
「あっ、そう言えば水樹さん倒れたって…」

春樹も話に入ってきた。


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