ちっぽけな距離
体育の授業。
「今日の体育、先生が出張でいないから適当にバレーだってよ」
「やったっ‼︎」
梨花ちゃんは体育委員。
スポーツ抜群なんだ。
羨ましいくらいだよ。
一方私は、成績バカだし運動音痴だし。
体育館に行く。
「うー、寒いよーぅ」
私は梨花ちゃんの腕にくっつく。
「確かに。体育館寒」
「外よりはまだマシだけどね」
「そりゃあね」
とにかく寒い。
寒すぎる。
すると
「王子マジで‼︎⁇」
と、男子の声が聞こえてきた。
王子で反応する私。
「だから、なんなの王子って。今まで敢えて無視してたけど」
京君の声だ。
「そういや元々今日は男子体育館だったね…」
と、梨花ちゃんが言う。
どうやら男子は今日、バスケらしい。
「今日の体育、先生が出張でいないから適当にバレーだってよ」
「やったっ‼︎」
梨花ちゃんは体育委員。
スポーツ抜群なんだ。
羨ましいくらいだよ。
一方私は、成績バカだし運動音痴だし。
体育館に行く。
「うー、寒いよーぅ」
私は梨花ちゃんの腕にくっつく。
「確かに。体育館寒」
「外よりはまだマシだけどね」
「そりゃあね」
とにかく寒い。
寒すぎる。
すると
「王子マジで‼︎⁇」
と、男子の声が聞こえてきた。
王子で反応する私。
「だから、なんなの王子って。今まで敢えて無視してたけど」
京君の声だ。
「そういや元々今日は男子体育館だったね…」
と、梨花ちゃんが言う。
どうやら男子は今日、バスケらしい。