リストカットシアター
メールには画像が添付されていた。

そこには私が写っていた

しかもさっき着替えてる所を

誰かに撮られた。

そして一言こう書いてあった。

『お前の秘密は私が全て知っている』

私は怖くなって電気を消して

ベットに潜って亜由美に電話した。

「亜由美!助けて…!」

『どうしたの?声が震えてるけど?』

「お願い今すぐ家に来て!」

『わ、わかった』

数分でインターホンが鳴った。

私はすぐに出て亜由美が

玄関で靴を脱いだ瞬間に

強引に腕を引っ張って

自分の部屋に入れた。

「どうしたの?一体何があったの?」

「これ…見て」

さっきのメールを亜由美に見せた。

「なにこれ!?ストーカー?」

「わからない。どこで私のアドレスを知って家もわかるんだろ」

「もしかして、身近な人だったりとか…例えばクラスの誰かがとか…」
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