リストカットシアター
ご飯を食べた後

自分の部屋に行き

勉強机の椅子に座った。

犯人は私のアドレス

それに家を知ってる人。

とりあえず、アドレスを変えよう。

翌日、新しいアドレスを

本当に信頼できる人だけに

教えることにした。

しかし、それは無意味だった。

数時間経った頃に

またあのメールが来たからだ。

『アドレス変えたんだね笑 でも君がどこへ行っても追いかけるよ笑』

それから次々と

気持ちの悪い言葉や写真を送られてきた。

「もう、いや!なんなの一体…」

何度もアドレスを変えても

そいつはやってくる。

誰なのか全くわからない。

けど、ある1通のメールで

正体を明らかにした。

『私は君が1番信頼してる人と仲間だ。
その人と私は君を壊す計画を立てた。そして今、実行している。その人というのは




亜由美の事だ。亜由美は今から君に電話するから笑』

亜由美…?そんなはずは…!

プルルルルル…

「もしもし…?」

『もしもし?菜月?昨日の大丈夫?』

「…」

『菜月?』

「…いよ」

『え?なに?』

「酷いよ…!小さい頃からずっと親友だと思ってたのに!」

『菜月、何を言ってるの…?』
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