僕らの日々
「ね、城ヶ崎」
いきなり隣の転校生に話しかけられて
固まるあたし。
「他の女がぎゃーぎゃー言ってるのにお前、俺に興味ねーの?」
「・・・ないけど?」
「あっそ。」
怒らせたかと思って隣を見るとしめたと言わんばかりの龍と目が合った。
女の直感。
隣を見なければ良かった。
・・・龍の皮が剥がれた瞬間・・。
「・・・面白いじゃねーか・・・」
隣で聞こえた声にびびるあたし。
その姿を楽しむように龍は笑った。
さっきとは別人だと思うくらいに眩しい笑顔で。
「俺さー、あんなぎゃーぎゃ騒がれんの嫌いなんだわ。」
「うん。」
「前の島でもあんな感じだったからまじでうざくて。」
「うん。」
「だから、お前みたいなの初めてなんだわ。」
「え・・?」
「・・・お前名前何?」
「咲月!」
「まぁ、いいや。咲月よろしく。」
いきなり隣の転校生に話しかけられて
固まるあたし。
「他の女がぎゃーぎゃー言ってるのにお前、俺に興味ねーの?」
「・・・ないけど?」
「あっそ。」
怒らせたかと思って隣を見るとしめたと言わんばかりの龍と目が合った。
女の直感。
隣を見なければ良かった。
・・・龍の皮が剥がれた瞬間・・。
「・・・面白いじゃねーか・・・」
隣で聞こえた声にびびるあたし。
その姿を楽しむように龍は笑った。
さっきとは別人だと思うくらいに眩しい笑顔で。
「俺さー、あんなぎゃーぎゃ騒がれんの嫌いなんだわ。」
「うん。」
「前の島でもあんな感じだったからまじでうざくて。」
「うん。」
「だから、お前みたいなの初めてなんだわ。」
「え・・?」
「・・・お前名前何?」
「咲月!」
「まぁ、いいや。咲月よろしく。」