僕らの日々
いきなりの自己紹介。
が終わってほっとしたら・・

キーンコーン
 カーンコーン♪

授業の終わりのチャイム。
鳴ると同時に私は身動きが取れなくなった。

「龍之介君~彼女いるの~?」
「どこから来たの~?」
「仲良くなってくれない~?」
・・・と。

ドラマとか小説で見た光景が
あたしの隣で繰り広げられていた。

・・こんなことって・・
あるんだ・・・。
ってあたしが考え込んでいる間にやっと

キーンコーン
 カーンコーン♪

授業の始まりのチャイムが鳴った。
やっと身動きが取れるようになった。

もしかしてっ・・・
もしかしなくても・・・。

次の席替えがあるまではあたしは
休み時間のたびに身動き取れなくなるの?
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop